「OverlayによるLINUX OSのROM化」の版間の差分

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ページの作成:「ではこれを 起動時に処理するようにしてください。 <nowiki>#</nowiki> 必要なディレクトリを作成 mkdir /mnt/upper mkdir /mnt/lower <nowiki>#</nowiki> Upper Layerのデバイスをマウント <nowiki>#</nowiki> /dev/sdX1 は、適切なデバイスを指定してください(例:/dev/sdb1など) mount /dev/sdX1 /mnt/upper <nowiki>#</nowiki> Lower Layer(ストレージのROM化されたデータ)を読み込み専…」
 
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== 質問 ==
ではこれを 起動時に処理するようにしてください。  
ではこれを 起動時に処理するようにしてください。  


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echo "UUID=hogehoge /mnt/lower ext4 ro 0 1" >> /etc/fstab echo "overlay / overlay rw 0 1" >> /etc/fstab echo "tmpfs /mnt/overlay-work tmpfs defaults 0 0" >> /etc/fstab
echo "UUID=hogehoge /mnt/lower ext4 ro 0 1" >> /etc/fstab echo "overlay / overlay rw 0 1" >> /etc/fstab echo "tmpfs /mnt/overlay-work tmpfs defaults 0 0" >> /etc/fstab
== 回答 ==


起動時に自動的に上記の処理を行うようにするには、上記のコードをスクリプトとして保存し、<code>/etc/rc.local</code> ファイルに追加します(もしくは <code>systemd</code> サービスとして実行する方法もあります)。<code>/etc/rc.local</code> ファイルにスクリプトを追加すると、システム起動時に自動的に実行されます。
起動時に自動的に上記の処理を行うようにするには、上記のコードをスクリプトとして保存し、<code>/etc/rc.local</code> ファイルに追加します(もしくは <code>systemd</code> サービスとして実行する方法もあります)。<code>/etc/rc.local</code> ファイルにスクリプトを追加すると、システム起動時に自動的に実行されます。

2023年7月22日 (土) 14:25時点における版

質問

ではこれを 起動時に処理するようにしてください。

# 必要なディレクトリを作成

mkdir /mnt/upper mkdir /mnt/lower


# Upper Layerのデバイスをマウント

# /dev/sdX1 は、適切なデバイスを指定してください(例:/dev/sdb1など)

mount /dev/sdX1 /mnt/upper


# Lower Layer(ストレージのROM化されたデータ)を読み込み専用でマウント

# UUIDがhogehogeのデバイスを使用します

mount -o ro UUID=hogehoge /mnt/lower


# メモリ上にtmpfsを作成してWorkdirをマウント

mount -t tmpfs tmpfs /mnt/overlay-work


# overlayファイルシステムを作成してマウント

mount -t overlay overlay -o lowerdir=/mnt/lower,upperdir=/mnt/upper,workdir=/mnt/overlay-work /mnt/overlay-root


# オーバーレイ化したファイルシステムを / に移動

umount /mnt/overlay-root mount --move /mnt/overlay-root /


# マウントポイントの設定を保存

echo "UUID=hogehoge /mnt/lower ext4 ro 0 1" >> /etc/fstab echo "overlay / overlay rw 0 1" >> /etc/fstab echo "tmpfs /mnt/overlay-work tmpfs defaults 0 0" >> /etc/fstab

回答

起動時に自動的に上記の処理を行うようにするには、上記のコードをスクリプトとして保存し、/etc/rc.local ファイルに追加します(もしくは systemd サービスとして実行する方法もあります)。/etc/rc.local ファイルにスクリプトを追加すると、システム起動時に自動的に実行されます。

以下は手順の概要です:

  1. 上記のコードをテキストエディタで開き、内容をコピーして新しいファイル(例えば、overlay_setup.sh)に保存します。
  2. ファイルを実行可能にします:chmod +x overlay_setup.sh
  3. /etc/rc.local ファイルをテキストエディタで開き、/etc/rc.local ファイルの最後の行(exit 0 の前)に以下の行を追加します: ここで、/path/to/overlay_setup.shoverlay_setup.sh スクリプトのフルパスを指定します。例えば、スクリプトが /root/overlay_setup.sh に保存されている場合、/root/overlay_setup.sh のように指定します。
  4. ファイルを保存して終了します。

これで、システム起動時に/etc/rc.local ファイルが実行され、overlay_setup.shスクリプトが自動的に実行されるようになります。スクリプトが正しく実行されると、overlayファイルシステムが起動時に構築され、指定した条件を満たすことができるはずです。